肌のたるみに対する対処法について

肌のたるみに対する対処法について

雪降る冬の寒さから、急に暖かな日を挟んで、また強い風が寒気を運ぶ今の時期。
飛沫対策以外で、寒さをしのぐためにマスクをつけ続けている方もいらっしゃるかと思います。
しばらくしたら春が訪れ、口元のマスクが煩わしくなってくるかもしれません。
マスクがあるからと、以前よりもお肌への手入れを怠り、油断をして、気が付けばシワやたるみが増えている! なんてこともあるでしょう。

今回はそんな肌のシワやたるみが増える原因と、それに対する対処法を美容皮膚科医の廣瀬嘉恵先生に伺いました。

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たるみの原因について

「たるみ」と言えば、美容皮膚科の治療の中で上位に入るような症状ではありますが、たるみを引き起こす要因ごとに治療法や対策が多くあります。

まず、皮膚のたるみについて。
何故、皮膚はたるんでしまうのか。

皮膚のたるみと言うと、皆さんは表皮のたるみに着眼するかと思います。
しかし、そこ以外にも、顔の骨格、皮下脂肪、皮下組織と皮膚の表面、何層にも渡って原因はあります。

段々と加齢してくると、まず骨格が委縮していきます。
もちろん、筋肉も、皮下脂肪、真皮層の方も全体的に少しずつ委縮していきますので、それによって支えるものが弱くなっていき、全体的にたれ下がってきます。
では、原因が分かったとして、どうしたらいいのか。
それを原因別にクリニックで行われている施術と合わせて説明いたします。

たるみの原因ごとに対する施術&ホームケア

原因① 《骨格》

まず骨格に関して、これがなかなか難しいです。

加齢が進んでいくと女性ホルモンも減っていき、骨粗鬆症も進んでいって、骨格が段々とやつれてきます。
当然ながら一番下で支えている土台である骨格が崩れてしまうことが、どうしても発生してしまいます。
もちろん、日常的にいろんな工法をされている方も多いかと思いますが、なかなかこの進行を食い止めるのは難しいです。
美容皮膚科においては、その痩せた骨格の部分を少し補うような施術をします。
よく使われるものであれば、ヒアルロン酸です。
少し硬めのヒアルロン酸を使って、骨膜上に乗せてあげることによって、痩せた骨格の部分を補ってあげます。
それによって土台を作っていくような方法をよく使います。

原因② 《筋肉》

次に筋肉ですが、ここでも加齢を伴って少しずつ痩せていきますので、これに関しても、美容皮膚科であれば、先程言ったような注入系の治療もありますし、最近では機械の治療も発達しておりまして、有名なものの一つに「HIFU(ハイフ)」という超音波を発して治療する機械があります。

HIFU(ハイフ)

そのハイフを使って筋膜層まで熱を入れてあげることにより、痩せてたるんできた筋肉を引き締めてあげることによって、たるみを改善していきます。

では、ホームケアは何をしたらいいかというと、もちろん筋肉ですので鍛えるとそれなりに発達してきます。
例えば、豊かな表情を意識して作ってあげることが結構大事かなと思います。

原因③ 《脂肪層》

3つ目の原因として挙げられるのは、皮膚のたるみを支えてくれる部分として、非常に大切な脂肪層です。
脂肪層も年齢とともにだんだんと委縮していく傾向にあり、お顔の脂肪の方が段々と委縮してくるので、その上に載っている皮下組織や、皮膚が支えを失い、たれてきます。
美容皮膚科であれば、ヒアルロン酸を用いて補強したり、色々な機械を使って、脂肪がやせていくのを抑えながら、ボリュームを少しずつ足していくというような手法でたるみを改善していきます。

原因④ 《皮下組織》

つぎに皮下組織ですね。皮下組織は皮膚と一番近くで繋がっている層になりますので、ここに関しては、色々なアプローチの仕方があります。
例えば、美容皮膚科だとレーザーフェイシャル、先ほど紹介したハイフや、RFなど、機械を使って刺激や熱を加えて再生を促しています。

最近は再生医療も人気があって、自分の血液から採った成長因子・PRPを使って、自分の皮下組織の中にある線維芽細胞の働きを活性化させることによって、コラーゲンを生成するように促す、あるいは直接線維芽細胞そのものを注入して、自分のコラーゲンを引き出す治療が人気です。

クリニック施術の後は、ホームケアとして保湿をしてあげることが大事です。
毎日の努力ですので、これをしっかりとやること。
銀座よしえクリニックでは、クリニックで治療を受けながら、お家でリンクルDXシリーズのような、たるみ、しわの予防をするホームケア品をご使用いただき、たるみが遅くなるように工夫をしています。

原因⑤ 《皮膚》

最後に皮膚そのものが原因の場合、先ほど紹介したような機械の治療のように、クリニックだとヒアルロン酸などを皮膚へとじかに注入することによって皮膚の中からたるみの予防を行います。
そして、再生医療もそうですが、自分のコラーゲンを引き出させることによって、たるみの予防、しわの予防になります。

ホームケアは他と同じように、いかに保水するのかが大事ですので、保湿をしっかりと行い、なおかつ外からのダメージを遮断するといった意味でUVケアをしっかりと行うことが大事だと思います。

また、物理的な刺激をなるべく減らすことが大事ですので、毎日の洗顔では、あまり摩擦が激しくするようなやり方は避けて、泡洗顔等、優しめのやり方を取り入れてあげるのが大事だと思います。

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