肌ダメージに繋がる夏の暑さ

肌ダメージに繋がる夏の暑さ

過剰に皮脂が分泌されるオイリー肌や部分的に乾燥する混合肌・・・

連日の気温が30度を超えて、室外に数分いるだけで多量の汗をかく今の時期、
肌の個人差によっては、必要以上に汗や皮脂を分泌したり、部分的に汗をかいたり、
逆に室内のエアコンの風ですぐに肌が乾燥して、カサカサ肌が気になったりする場合があります。
今回はそんな肌質ごとのお悩みに対する適切なケアについて、
銀座よしえクリニック総院長の廣瀬嘉恵先生にお話を伺いました。

肌質の見分け方はどのように見分けたらよいでしょうか?

肌質の見分け方に関しましては、やはりご自身の肌の質感の問題となりますので、
基本的には肌を触ってみた時に感じる「ちょっとカサカサする」でしたり、
「皮脂でべたつく」といった感覚から、乾燥肌やオイリー肌といった分類には分けられます。
ただ、普通肌と呼ばれる肌の状態は、結構その時期・その場の環境の変化によって乾燥が気になったり、汗をかいてべたつきが気になったりと、ご自身で肌の状態がいまいちわかりにくい場合もございますので、
そういうときは、皮膚科でご自身の肌を診断してもらって、
自分がどんな肌タイプなのかじっくり診断してもらうのがオススメです。

肌質の見分け方はどのように見分けたらよいでしょうか?

オイリー肌に有効なケアはありますか?

オイリー肌とは、いわゆる皮脂が過剰に分泌されることで、肌のテカリやべたつきが気になる肌質のことを指します。
なので、オイリー肌への有効的なケアを見つける場合は、その原因となる皮脂の過剰分泌を抑える必要があります。

皮脂の分泌が過剰になってしまう原因は主にストレスや生活習慣の乱れから繋がるホルモンバランスの乱れにより、
肌の保湿力や皮脂の分泌量にも乱れが生じて、皮脂が過剰に分泌されてしまうことが多いです。
なので、まずはホルモンバランスを整えるために、規則正しい生活を心がけて、
夜は早めに寝て、睡眠時間を多く確保したり、
脂質の多い食べ物の過剰摂取は控えて、バランスの良い食事を摂ることが重要となってきます。

これらのケアに関しましては、現在オイリー肌だと感じている方にはもちろん、
今、普通肌の方にも今後の生活でホルモンバランスを乱さないようにするためのおすすめのケアとなっています。

部分的に乾燥してしまう混合肌には
どのようなスキンケアが良いでしょうか?

混合肌は前述で紹介した普通肌と同じくらい、ご自身で判断しにくい肌タイプで、
部分的にカサカサしていたり、部分的に皮脂のテカリが気になるといった場合が多く、
肌のポイントで症状が違うことから「私は手の粉吹きが気になるから乾燥肌? 
でも、顔は乾燥してなくて皮脂が気になるからオイリー肌?」と、悩んでしまう場合が多い症状です。

部分的に乾燥してしまう原因については、様々な要因がありますが、
分かりやすい例では、乾燥しているその一部分のみ、他の箇所より直射日光を浴びる機会が多かったりすると、
その一点の肌質に変化が起き、そこだけ乾燥するといった症状が見受けられます。

部分的な乾燥や部分的なテカリに対しては、その箇所の肌のターンオーバーのサイクルを見直す必要がありますので、
ピーリングジェルなどの化粧品できちんと毛穴詰まりの原因となる粉吹きの粉や花粉などを絡めとった後、
オールインワンジェルでカバーするように保湿するのがオススメです。

肌質ごとのお悩みに簡単保湿ケア

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